モンキー用キタコ製タコメーター取り出しユニットです
武川製(レギュラーOHC用)と比べ小さいと予想してこれをドリーム50に装着しようと思い注文しましたが・・・
武川のタコ取りユニットボディは全体が一体式ですがキタコのは各パーツがバラけるんですね(一度も手にしたこと無いので知らなかったぁ~)
しかしこれが裏目に出て加工が難しくなりました
モンキーのOHCヘッドは右側からカムシャフトを貫通した長いボルトで裏側のM6ネジでユニットを固定するのですがドリームはそれができないさてどうするか・・・
カムシャフト側のジョイントがまだまだ外に張り出ていてユニットが飛び出し過ぎるので、また5mm程追い込みました(これで3回目です)
キタコの取り付けベースは薄く、表もテーバーになっていて使用できないので新たに13mm厚のアダプターを削り出しました(外径はキタコより若干小さ目にしています)
左は武川製モンキーツインカム用(ギア比1:6.5)でかなりコンパクトである
武川の方が張り出し方も小さいのでこれを使えればよかったのですが、ギアが時計回りの逆回転なのでこのドリームヘッドには使用できない(OHC用は反時計回り)
取り付けはM5ボルトでカバー側2本ヘッド側2本の計4本で固定しようと思いましたが意外とギアユニット部の占める割合が大きく、均等にボルトを配置するスペースが無くて仕方なしにM6上下2本で固定しました
アダプターに厚みも有り2本留めでも支障は無いのですが外観上4本留めの方がエエ感じがすると思うんですがねぇ~
このキタコ製はギア比が 1:4なのでスズキのタコメーターが使えます
今回ギアユニットの小ささでキタコ製を選びましたが、武川製(12VOHC用)のでも装着できたかもしれませんね?
ここまで加工し、お金を掛けてまで機械式タコ取り出しをわざわざ装着する依頼はそうそうは無いとは思いますが・・・
つづく