CR110をインスパイアして作られたドリーム50にはやはりCRと同じ乾式クラッチを装備しなければ様にならない
しかしエスプレシジョン製や武川製ドリーム50用乾式クラッチが絶版になって久しいが・・・(ウチがイチから作るのもめんどくさいし製作費用もキットより高くなるしね)
そこで基本が同じで共通性のある縦型エンジンのエイプ用で現在も販売されているネクト製乾式クラッチをドリーム50に流用できないかというお仕事なのですがこれが問題ありありです
結論から言うとドリーム50に装着できません
なぜならエイプ用ですから~
クラッチケースカバーの外観は同じ形状だけど裏側のクランクに行くオイルスルー部の作りが違うのです
そしてまだ問題があります
ミッションも同じメーカーのネクト製を使うなら問題は無いのですが6速はスーパークロスミッション鈴鹿SP、筑波SPという完全レース用の物しかなく1速が2速くらいの高いレシオなので扱い難いのです
ネクトミッションの種類の中で5速セミレーシングというバージョンなら使えるのだけれど6速じゃないといけないのであれば使えるミッションが無い
この武川製の6速スポーツクロスならレシオが使えるのだ
しかしネクト製の乾クラをセットするには武川製の乾式メインシャフトでは長さが合わない・・・(そりゃそうだわなぁ)
ロー刃数はネクトが18丁で武川が14丁、いかにネクトが高いレシオかが判る
まあ、イチから作るより楽やし付くんじゃないのって言っちゃったし・・・
どうするのョ
付かない物を付けれるようにするのがFORGの仕事なのですから~
あきらめちゃ何もできませんから~