やっちまったョ~インフルエンザにかかってました!
先週木曜日、奥様がインフルエンザAに先にかかり、ウチも土曜日の朝にはノドがイガらっぽいので大事をとって医者に行くと普通の風邪との診断・・・
しかし、昼から体温はうなぎ上り、その夜には39,7度!
そこから月曜の朝まで39度超えを連発!夜中熱で寝れないのがツラかった
再度、医者へ行くと診断はインフルエンザA(ウチが早く対応過ぎたたのか?)
まっ現在は完治といいますか、熱も無くなり何もせず寝ていた時の延長で腰が痛いくらいです
そんな養生中に読んでいた20年前(95年発売)に買ってからウチのバイブル化している本です
ヨシムラさんはやっぱり持ってる!凄いっすョ~(底辺のウチが言うのはおこがましいが)日本の戦争、戦後、経済成長期を経験した年上の人達は凄い!
基本はヤスリ、グラインダー、ボール盤、リューターの手作業、しつこいくらいの作業の繰り返し・・・いつもウチを初心に戻らせてくれます
吉村秀雄さんはバルコムモータースの人からカムのベース円の後を削るとリフトが変わると聞いた事でカムの加工始めたり・・・
1978年の第一回鈴鹿8H耐で優勝したのは有名な話だが、1964年のMFJ18時間耐久レースも九州から遠征して来てCB77で優勝する話
圧倒的な速さのヨシムラCB72エンジンをホンダが借り受け馬力測定すると本田研究所チューンで27馬力前後なのに対し、ヨシムラチューンは32,7馬力とメーカーファクトリーより馬力があった話
S800エンジンをブラバムシャーシに積む時にエキゾーストが邪魔で重く、恰好もよくないので1本にまとめたらこれが思いがけぬパワーが上がり速く、後にオートバイに集合管を転用した話
ウチの地元の名匠チューナー【ケンマツウラ】さんが四国松山から自走でS6にふとんを積んで弟子に入り来た話などなど・・・
このS8はカッコエエ~(ドライバーはなんとあのモリワキさん)無理やり出したフェンダーの張出し感!簡単なライトカバーなど無骨な感じがまたエエですねぇ~
キッチリ綺麗に仕上がったマシンより、チリが合わないちょっと浮いたFRPパーツなど現場でまだまだ進化途中感のあるマシンの未完成感が好きなのはウチだけ?
今では当たり前の知識だが、まだ誰もエンジンチューニングの概念が無い時代・・・(ウチ生まれてないし)
誰より先に気付き、実践し、具現化、それでいて結果もちゃんと残しているからまた凄い!
ヨシムラさん自体も手探りで物作りをしていたはず、後から思って偶然の発見でも、その近くをウロウロしていないと発見できないと思う、諦めては辿り付けない領域だと思う(ウチはすぐあきらめちゃうからいけないのよね)
戦後からのヨシムラ家族ドラマやヒストリー、映画化できるくらいの話がいっぱい書かれてありますので機会があればお読みなってはいかがでしょう