前傾エンジンセンターワンポート専用のダウンマフラーの展開切り出し0,8mm鉄板
真ん中で切っているのはウチの3本ロールの幅は310mmなので全長615mmをそのままを巻けないのです
径が小さい物を巻くにはやはり小さい3本ロールじゃなくては巻けません、ウチのはロール径が22mmで巻き径の小さい物には適したサイズですがロール径が小さいという事は加工幅も狭くなるのです細いロールは長いと挟んで圧力をかけで鉄板を丸める時にロールが歪んで隙間ができてしまうのです
だから3本ロールは径に対してロール幅が相対的に狭くなるのです
酸素&アセ突合せ溶接イッ直線~
ついでにモンキー用も作りました(全長460mmです)
先述の理由でメガホン前後をセンターで結合
結構これがシビアで、前後の巻きの結合部が0,1mmでもズレてると段差ができるんで合わせるのに苦労します
性能が落ちる訳では無いんですが見た目が悪いんです(ズレてるのが多いですが)
最近はTIG溶接機を使用した電子パルス溶接(任意に溶接電流の上下幅と時間を調節して自動的に溶け込み、均一な波の溶接ビートを整形できる機能)での製作が主流のマフラーが多いので、見た目で溶接ビートが汚いのはNGなのでこれも苦労します
酸素手溶接なので手の動きがモロにでます、TIGパルスビートの均一な綺麗さには適いませんが、手でもそこそこビートを出さなければいけません
ウチの物作りは外注丸投げの他力本願ではありません、人に頼んで作ってもらった物を自分が作ったようにして売るような事はしません
自分の手で鉄板を巻き、パイプも曲げてます
ローテクオヤジがゆえに工業環境、工作機械不足やウチの技術不足で外注する事もありますが、大半ウチ一人が考え、この手を動かし作ってますので時間が掛かるんです
資本が有ったらウチがまず試作プロトタイプとして形にし、それを外注しコピーしてもらって量産するのが理想なんやけどなぁ~
結局、丸投げ生産の楽なのに憧れてたりしてね・・・
つづく