追加依頼になりました
材料はt1,5アルミ板
叩き出しSL70タイプヒートガードです
純正SLヒートガードは絶版です、ひと昔前にレプリカが販売されていましたのでそれを購入しましたが金型で作った割にはあまりにも雑な作りでしたので(日本製では無いと思います)自分で叩き作るようになっちゃいました
当時武川が、輸出用SL70のダウンマフラー(右の¥6,400の物)に付いていたヒートガードを流用し自社で販売していたメガホンアップマフラーに付けていたのが始まりですネ(ダックス用とモンキー用があり共に当時の価格は¥9,800)
80年代に入りヒートガードが付いたアップマフラーを武川は販売はしていましたが形状はもうメガホンタイプではなく後部に独立したアルミサイレンサーが付いた物でした、このタイプはたまにオクに出品されていますのでガードの部品取り目的で安ければ購入すればよい言って純正をお勧めしていますし、当時の武川メガホンをほしい人にはオリジナルを買う事をお勧めしています
ウチは70年代リアルタイムで武川&JRP(兄弟会社)の影響をモロに受けていますので純正のガードを付けたり、アルミ叩き出しで製作もしていますが、基本的にガードを付けていない状態での販売です
武川の当時物メガホンアップマフラーを所有していましたが抜けと音が悪く解体して中身を見た所、小指程の内径の長いパンチングパイプで消音してグラスウールは入っていませんでした
ウチの場合、排気量に合わせてパンチングパイプの内径を変えグラスウール巻きで消音しています、エキパイの手曲げ形状(武川は純正エキパイを流用)、メガホン本体の形状、マウントステー形状などウチのオリジナルです、そしてなにより誤解されないようにFORGのネームで売っていますので似て非なるマフラーです(メガホンアップ形状でSLガードを付けたらどこのメーカーでも武川イメージになっちゃうしね)
いくらウチが踏襲し性能面や溶接部の作りを良くしても、最初にSLヒートガードを取り付け全体デザイン考え出した事、そしてヒストリーがありますので絶対的に揺るぎなく存在しているのが当時物オリジナルの武川メガホンアップマフラーなのですから・・・