パソコンの調子が悪いので更新が・・・
四国の田舎ではウチの地元の仕事はほとんどなく県外の注文ばかりですのでネットでの依頼がウチの生命線だからパソコンがクラッシュでもしたら大変なのですョ
ウチは使うだけでフリーズでもしたらもうチンプンカンプンまったく判らんのですいつも奥様に修復を依頼している状況です(情け無い)
そんな地元で久々の依頼がありました
某レストアショップさんからの依頼・・・
ダイナモの溶接修理
すでに溶接されてこの削った状態で持ち込まれましたが酷い溶接で結局パックリ割れてます
ハッキリ言って溶接できてません
裏側にはまでクラックがおよんでいます
まずは患部を開先加工
といっても大半を削り落します
まあ、中はスカスカの軽石状態で削ってたら破片がポロッと落ちたらそこは空洞だったりして・・・
このまま削り続けると土台が無くなっちゃうョ~(これでもまだせ切削途中です)
ほんでアルミ溶接イっ直線~
内側のクラックは溶接していませんがそのすぐ裏まで表からの溶接肉を溶け込ませています
補強を兼ねてノーマルよりステーを大き目に造形しています
他人が溶接修理してお手上げ状態にした物を再度溶接で修理するのは難しいですね
今回ももうできひんウチには無理やぁ~なんて泣きながらしましたぁ~
最近はTIGの溶接機も価格がお手頃になり、性能も格段によくなってきていますので素人さんやショップさんも導入するようになりましたが・・・
しかし溶接の溶の溶かしはできても接の接合というのができてません、電圧を上げてトーチのスイッチを入れれば誰でも溶かす事はできるが溶かすのも母材がどういう風に溶けていってるか判って修理してないって事です
これから溶接しようとしている人、または現在修行中の人へ・・・
FORGからのアドバイス&エール(自分も修行中の身なのに偉そうに)
溶接機買うてまで自分で溶接しようとする行動力は感心!でもちょっと溶接ができるようになったって喜んでいてはダメですョ
まともに溶接が出来るのは当たり前!最低条件でスタートラインに立っただけです
自分のアイデアや思った物をいかに溶接で具現化しその形に作り上げれるかが大事で、目標はその物を作り出す事で溶接は手段にしか過ぎません
素人の人は自分は素人だからこんなもんでエエ引っ付いとったらエエんよ!なんて言い訳もしないで下さいね(金取るショップだったらそんな言い訳もってのほか)
ウチも元は素人からで自分のパーツを作るのに溶接をやり始めました、ウチがいつも泣きながら溶接しているように泣いて下さい
泣いてナンボ失敗してナンボです(失敗した時は見なかった事にしてまた初めから前向きにネ)