ドリーム50純正クラッチケースです
オイルクーラー取り出し加工の依頼
このヘッドに行くオイルラインの膨らみ部に取り出し口を設けますが中間部をカットし遮断IN側OUT側を独立させなければクーラー本体に回せません
大胆にカット!この通路穴を埋めます
取り出しアダプターを取り付けるには、くぼんでいて形状が悪いので周辺を肉盛り
平面にしてオイル穴を開けます
バンジョーを下向きにする為に角度調整とアダプター根元はハメ込みにするの再度肉盛り
M10XP1,25バンジョーアダプターを2個製作
アルミ溶接イッ直線~
溶接ビートを表面だけナメ削り加工
あら、1mmほど段ちになっちゃってるぅ(よく見ないと判らないから見なかった事にしてネ)
一応完成
取り出し口を下にして取り付けるオイルクーラーとは?
これっ!(フィンは紙で試作)
右側がウチのデモドリームのエンジン下に付けてたモンキー用のソリッドオイルクーラー本体にフィンを溶接してRC116オイルパン風に加工したオイルクーラー
しかし依頼品はエンジン下の取り付けたクーラー本体の隙間も埋める為のフィンが付き、横にも追加フィンを増設してケース幅に合うように広げている
上下、幅でフィンの枚数を多くした分、ドレンボルトの逃げまで考えている
ウチのは妥協して製作したが・・・
依頼品には妥協は無く、幅広でフィン枚数が圧倒的に多くカッコ良く理想的
しかしウチがこれだけの枚数のフィン&ステーを、アルミ材料、切り出し、溶接、エンジン下に完全にボルトオンさせる為のすり合わせまでの加工代金は物は小さいが片手では足りなくなる可能性が高い!オイルクーラーにそんなお金を払うのは勿体(ピ~太郎はすぐ思っちゃうのよねぇ)その為に依頼者様にその旨を連絡させて頂くとその形にできるならOKとの事、自分の妄想パーツの具現化には並々ならぬ情熱が・・・
モンキーオーナーにはこういう改造でお金出す強物は少ないです、ドリーム50オ―ナ―恐るべし!